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症例問題の弊害

  • Auteur: Sasa Tomoki
  • 16 juillet 2008 12h41
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私は,どちらかというと症例問題をよく解く方です。

症例問題というのは基礎を固めないうちにやると非常に危ない。

なので,朝倉を2回読まないうちは,解かないことにしています。

これは一昨日,ある病院で実際にあった症例です。

30歳女性,既婚。感冒様症状。喫煙有。リンパ節腫脹,微熱,軽度咽頭痛

日曜夜に,全身倦怠感を主訴に救急外来を受診。風邪薬を処方される。

火曜になっても,症状が軽快しないので呼吸器外来を受診。

症例問題では,まず出てこないと思います。

もし,疑うリストにこの病気を挙げたら,相当基礎力はあると思います。

基礎をある程度身につけてから,症例を解くのは有用ですが,

症例を解きながら基礎は,はっきり言ってつきません。

なぜなら症例問題は,誰が見ても答えが一つになるように

意図的に改変された問題だからです。

お医者さんの真似事にすらなっていないと思います。

もちろん,医療関係者でないド素人が見ても分かる症例なら

そのような勉強で十分でしょうが,

やっぱり基礎も大事だな,とつくづく思いました。

国試やCBTで症例問題がいっぱい出るから,

こういう弊害のある勉強方法をしなきゃいけなくなるんだけどね。

ちなみに実際は,伝染性単核球症でした。

確かに,リンパ節腫脹,微熱,咽頭痛は伝染性単核球症の三主徴です

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