禁忌
禁忌ペアレンツは,なかなか好評のようです。
色々な方にお礼のリプをいただきました。
まあ禁忌で落ちる人は,ほとんどいないらしいですが
(禁忌で落ちるような人は,必修で落ちる)
それでも,精神衛生上,踏みたくはないものだし,
禁忌は完璧にしておいて,必修に集中したいもの。
禁忌といえば、
医師国家試験の禁忌って,どうなの?
と思うこともあります。
禁忌肢の基準が明示されていない故、
出版社や出題者が、禁忌っぽいものを「禁忌!」
と教科書や問題で書くわけですが、
それゆえ、本当に禁忌なのか、分からない。
例えば,この前の模試の問題 (MEQ B18)
薬剤溶出型ステントの留置後にMRIは禁忌
という解説。
| 製品名 | 材質 | 薬剤 | 留置直後の MRI撮影 |
承認 |
|---|---|---|---|---|
| サイファー | ステンレス | シロリムス | × | 2004 |
| タクサス リバティ | ステンレス | パクリタキセル | ○ | 2009 |
| エンデバー | コバルト合金 | ゾタロリムス | ○ | 2009 |
| プロマス ザイエンス |
コバルト・クロム | エベロリムス | ○ | 2010 |
上表のようにDESにはいくつかの種類がありますが、
留置直後のMR撮像を控えるよう添付文書で勧告しているのは、
Cypherステントだけです。
その他のステントについては、
留置直後であっても3T以内であれば、MRで撮像しても問題ない
と添付文書で明記されています。
まあだからって、わざわざ禁忌肢っぽいのを
選びに行くことはしませんが、
禁忌ってなんなんだろな、
とふと思ったこの頃です。

コメントはまだありません。